効果抜群なバイク向け添加剤
1,バイクに自動車の添加剤は使える?
基本的な構造として、バイクも自動車もエンジンでパワーを出しミッションからタイヤにそのパワー伝えることで運動します。
大型バイクでは水(クーラント)でエンジンを冷やすところも同じです。
では自動車に使用できる添加剤はすべてバイクにも適用できるか。
答えはNOです。
エンジン構造上の特徴によりバイクには車のエンジン添加剤が使えないものもあります。
2,エンジン・駆動系の添加剤
バイク車体の特徴として、エンジンは自動車よりも小型化しなければならずミッションとクラッチをエンジンの中に入れてコンパクトにしています。エンジンオイルがミッションとクラッチの潤滑も担っており、オイルをシェアしています。
自動車のエンジン添加剤によくある省燃費添加剤や摩擦低減の為の添加剤はクラッチの性能が十分に発揮できず、放置しておくとクラッチ滑りがおきてミッションにつながらずエンジンのパワーを伝えることが出来なくなります。
このため自動車で一般的に使用されている摩擦低減のための添加剤はバイクにはおすすめできません。
さらにバイクのエンジンは自動車と違いコンパクトなエンジンで高いパワーを生み出さないといけないので、高回転で動きます。
パーツが高速で動き摩擦熱で高温になりやすいので熱・酸化安定性能やシリンダー内に油膜切れによる焼き付きを起こさせないよう高い油膜保持性能やエンジンが高回転でパワーを出力するのでギアの回転によるせん断の強い力が加わります。せん断安定性能が低いとオイルの粘度が急激に下がることになりオイルの性能に影響がでてきます。
熱・酸化安定性能・油膜保持性能・せん断安定性能の向上を見込める添加剤であればエンジンやミッションの為にも使用してもよいと思います。
● おすすめの添加剤
RP-44201 オイルサプリメント 946ml
3,冷却系の添加剤
バイクはエンジンを冷やすため、エンジンにフィンをつけてそれを走行風でエンジンを冷やす空冷と自動車のエンジンのように燃焼室壁面やシリンダー周りに水の通り道ウォータージャケットを設けて冷却水(LLC)を通し冷やす水冷式の2種類があります。
水冷式につかうクーラントは希釈率や統一の色に注意していれば自動車につかわれているものをいれても大丈夫です。
冷却に関してはカウルがあっても自動車に比べて外部にさらされている部分が多いので冷えやすくオーバーヒートの心配までには至らないのが一般的です。
しかしながら夏季の大型のバイクは走行しているときは走行風で冷やされるので大丈夫ですが渋滞や停車した時にラジエーターを冷やすため、電動ファンが回り続けます。
クーラントの冷却性能が下がって来ると当然その時間も長くなりエンジンを切っても冷えるまで回り続けるので電気をつかいバッテリー寿命に影響を及ぼします。
特に夏季は大型バイクのクーラント性能の低下には注意したいところです。
● おすすめの添加剤
RP-41300ハイパクールスーパークーラント 473ml
4,ガソリン(燃料)系の添加剤
自動車でもバイクでも古くても調子のよいエンジンはあります。
かかりもよく高回転まで淀みなくふけ上がり年期を感じさせないエンジンがある反面比較的新しいのにエンジンのかかりもわるく以前よりの力強さが感じられない・・・そのような声を聞くことがあります。
様々要因があるかと思いますがエンジンが効率の良い燃焼が出来ていないことが考えられます。ではなぜ効率の悪い燃焼になったのでしょうか。
答えは燃焼室・吸気バルブやインジェクターに蓄積したカーボンやスラッジがスムーズな燃焼の障害になっているからです。高回転で長距離を走行する機会の多いエンジンは高温で燃料を焼き切ってしまうため無駄なカーボンやスラッジは溜まりませんが近距離を走るスクーターや高回転回すことが少ないバイクなどは溜まり易く定期的に高回転で長距離を走行するか添加剤によってきれいにしてやれば大事に長く乗ることができます。
● おすすめの添加剤
RP-61701インジェクタークリーナ 177ml
インジェクターなどの燃料ラインのカーボンやワニスの汚れを除去します。
2ストエンジンにも効果が見込めますので古めのエンジンなどにお試しください。
近所をチョイのりするスクーターなどに定期的な添加をオススメします。
【使用量】76リットルに1本の割合で添加