LL-128488 新マークスマン レーザーポインター付(接触検査器具)
型番:LL-128488参考基準価格:130,900円(税込) ¥112,200円 (税込)
基本情報
マークスマンの超音波診断機は超音波を‘‘自然な‘‘音に増幅・変換しています。
この機器は個体、液体、気体を問わず、すべての可動パーツの摩擦から発生する、高周波数の超音波を検知するためのものです。
これらの‘‘超音波‘‘は人間が聞く事のできる音域よりはるかに高い領域にあり、(一般的に欠損から発生する音は38,000から43,000Hzの領域で、基本的に超音波の領域にあるとされています。)この超音波によって、周囲の雑音から特定の音を取り出して発生源を検知します。
単純に超音波の周波数を普通の音の周波数に変換しただけでは、実用可能な信号にはなりません。この事からマークスマンは人間の可聴域に整合するよう、出来るだけ自然な音に近づけるプロセスを組み込んでいます。
この超音波解析は自動車整備や産業設備保全において、以下5種類の故障箇所の特定や予防メンテナンスにとても効果的です。
1.エアーリーク
2.ガス・蒸気・液体の配管内部の乱流
3.放電
4.機械内部磨耗
5.音波発生
(セット内容)
・レシーバー本体
・ヘッドホン
・エアプローブ(非接触検査器具):加圧による漏れやコロナ放電によって生じる超音波の探知に適しています。複数の漏れ箇所から1つを特定する場合に便利です。
・キャリングケース
(オプション品)
・LL-127299 超音波エミッター(発信機):本体のスイッチをONにすると40K㎐の超音波が発信されます。非加圧状態の容器の密閉度テストなどに使用します。
・LL-127301 コンタクトプローブ(接触検査器具):ギヤやベアリングの異音、ポンプ、バルブなどの外装から発生する超音波の探知に適しています。
- 仕様
- ケース入数:1式
使用方法
- ① ヘッドホンのピンジャックをレシーバー本体右側の差し込口に差し込みます。
- ② 指向性を高める場合は、レシーバーの上部ポートに非接触検査器具(エアプローブ)を差し込みます。
- ③ レシーバー本体にある電源ボタンを押し電源ONにしてください。
そのときLEDバーが一番下にあることを確認し、周囲の音が聞こえるくらいまで音量を調節してください。音量の調整は、タッチパネルを上下スライドさせるようにします。発生する超音波はヘッドホンより自然な音で聞こえてきます。
※LEDバーのメモリは発生源からの超音波の強さを表示しています。音量調整の表示ではありませんのでご注意ください。また、音量を上げても検知精度は上がりません。 - ④ 超音波を発しているリーク発生源を、漏れの音とLEDバーのメモリを注視しながら、漏れが発生していると見られる周辺箇所へマークスマンⅡの先端を向けて検知していきます。
- ⑤ レーザーポインター使用の場合、電源入った状態でスイッチを再度押して頂けると点きます。
(エアプローブを使用する場合)
エアプローブを使用する場合、プローブを自分のあいている方の手に向けて、60cm以上の距離から人差し指と親指を軽く擦ります。紙やすりで木材を擦るような音がするはずなので、距離を変えることで音量を必要に応じて増加/減少して調整します。この作業中に、プローブの検査精度について、指からの距離を変えている時に実感しておいてください。コンタクトプローブを使用する場合は、精度確認のために軽くロッドの先端を指で撫でることで調整します。
ご注意
・工場内のエアリークや大型車のエアリークを検知する時は、なるべく周辺環境で超音波を発生していない状況で検査するようお勧めします。リーク箇所以外からのまぎわらしい音波が少ない状況下では、公立よく的確に検査がすすみます。もし、作業上の状況がゆるされるなら、終業時等のラインが停止した状況や保全日などで検査されることをお勧めします。 ・自動車、大型車などのエアリークを検知する時は、作業近くでエアツール工具、高圧洗浄器をご使用の場合、使用エアの音がヘッドフォンに入ります。エア漏れ箇所が聞き取れない場合、周辺の作業が中断している場合などでの検査されることをお勧めします。
・マークスマンⅡは工場などで使用する最適な調整がされているので、通常の状況下での使用なら寿命まで再キャリブレーションは必要ありません。
・ヘッドホンを装着しての作業中は周囲の音が聴き取り難くなりますので、安全には十分注意してください。
・LEDバーのメモリは発生源からの超音波の強さを表示しています。音量調整の表示ではありませんのでご注意ください。また、音量を上げても検知精度は上がりません。
Q&A
- 石鹸水を使用していましたが、マークスマンⅡを使用すれば石鹸水不要になりますか?
- 極微小な漏れの場合、石鹸水との併用が必要になります。目で見るのと泡が出ている状況を耳で聴きとれますので、より正確に発見できます。
- 大型車やバスなどエアサスからの漏れは調べれますか?
- エアサスのカバーがじゃばらになっており、解らない場合が多いです。じゃばらを伸ばした状態であれば検知は可能です。
- レーザーポインターはどう使いますか?
- 漏れ箇所を検知する場合、直線で漏れ音をひろいます。レーザーポイントを使用する事により、漏れている箇所の目安としてご使用下さい。
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